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エアコン取付工事の前に
エアコン取付工事内容の確認
お客様宅にお伺いしましたら、まず取付けるエアコンと取付ける現場を見せて頂きます。エアコン工事のお見積もり金額と万一異なる場合はこの時点で説明させて頂きます。
エアコン工事前の準備
エアコンを取付る部屋にブルーシート又は毛布などを敷き、床や畳を保護します。
エアコン取付工事に使用する部材について
エアコン取付工事に使用する部材は、耐久性があり出来るだけ長持ちするものを使用しています。なお、配管パイプに巻くコーテープは耐候性がありませんので、出来れば配管カバーによる施工をお薦めします。
配管パイプ
銅管の肉厚が0.8mm以上の新冷媒(R410A)に対応したパイプ使用しています。断熱材は表面をエンボス加工したタイプを使用しております。
ドレンホース
安いドレンホースは直射日光が当たると2〜3年でひび割れを起こします。そこで、従来の2倍以上長持ちする2重構造になったドレンホースを標準で使用しています。
プラブロック
耐候性、耐荷重性に優れ、振動も防止するプラブロックを使用しております。
接続電線
1.6mmの細い電線なら取付も楽なのですが、2mmタイプのVAケーブル線を基本として、メーカー指定通りの電線を使用致します。
古いエアコン取り外し工事
ポンプダウン
取外すエアコンが動作すればポンプダウンと言って室内機や配管パイプ内のフロンガスを室外機に回収した上で取り外しに掛かります。ポンプダウンを行う事によって、フロンガスを空気中に放出する事はほとんどありません。
エアコン取り外し
エアコン室外機、エアコン室内機、室内機据付版など全て取外します。
配管用穴の確認
配管用の穴に万一スリーブが入っていなければスリーブ(プラスティックの筒)を挿入して、エアコン室内機の後ろに外気や壁面内部の湿った空気が流れ込まないようにします。
エアコン室内機の取付
据付版の取付
エアコン室内機を設置する為に据付版を壁に取り付けます。壁裏センサーなどを使って柱や間柱、胴縁に木ネジで固定します。木ネジが使えない場合はアンカーなどで固定しますが、出来るだけ穴の小さいもの、エアコンを取外した時に跡が小さいタイプのアンカーを使用します。最近のエアコンは大きいのでしっかり固定する必要があります。
アース線の接続
エアコン用のコンセントにアース端子が付いている場合は、室内機のアースとコンセントのアース端子を電線で接続します。(コンセントにアース端子が無い場合は別途工事になります)
エアコン室外機の取付と配管
ドレンホースの断熱
ドレンホース内部には冷たい水が流れる為、そのままテープを巻くと露がついて水漏れの原因になるので、室内側のドレンホースは断熱材を巻き付けて断熱します。
配管パイプのテープ巻き
エアコンの配管に巻くコーテープは下側から巻いて、配管内部に水が浸入しないようにします。
室外機の設置
室外機が傾く場合は防振ゴムやスペーサーを使用して、水平に設置します。
接続部はスプレーでガス漏れ防止
配管パイプの接続部分には新フロンと従来フロン両方に対応したオイルを吹き付けてガス漏れを防止します。
余分なパイプはカット
余ったパイプは室外機の後ろで丸める、なんて事は致しません。キッチリカットします。しかし、短くしすぎると、修理等の時に作業が行いにくいので、適度な長さで仕上げます。
フレア接続はトルクレンチで
配管を接続するフレアー部分をあまりきつく締めすぎると、銅管がつぶれてガス漏れの原因になります。逆にゆるすぎると、同じくガス漏れの原因になります。常に一定の力で締めるためにはトルクレンチを使用します。
真空ポンプ方式のエアパージ
室内機のガスを使ってのエアパージは絶対に行いません。真空ポンプ(電動・手動)を使いエアパージを行います。もちろん、従来フロンR-22、新冷媒R410Aの両方とも行います
エアコンの最終チェック
エアコンの試運転
リモコンの設定や空気清浄フィルター等付属品の取付を行います。試運転では、エアコンが正常に冷房(暖房)運転するかどうかチェックします。
水流しテスト
冬場でエアコンの排水のチェックが出来ない場合、ドレンホースの勾配が緩やかで排水が気になる場合はエアコン室内機から水を流して排水チェックを行います。
古いエアコンの処分
お客様がご希望される場合、古いエアコンの処分もさせて頂きます。
使用済みエアコンは出来る限りリサイクル
エアコン本体はエアコンメーカーのリサイクル工場に持ち込みリサイクルします。その為リサイクル用と収集運搬料が必要となります。 古い配管パイプや金具なども大切な資源ですので、出来る限り分別してリサイクルにつとめます。
取付け工事に含まれる材料、工事内容
- 古いエアコンを取り外す工事
- 2分3分型配管パイプ4m
- ドレンホース3m
- 室内機と室外機を接続する電線
- 室外機を載せるプラブロック
- アース線2m
- 配管穴に使用するスリーブ
- テープやパテなどの補助材料
- エアコン室内機を取り付けでネジが効かない場合に使用するタテ桟
- コンセントの形状や電圧が異なる場合に使用する部材と交換工事
エアコン取付工事の追加工事代が必要となるケース
エアコン工事料金の自動見積、及びお伺い後現場を見せて頂き、金額確認を行いますが、下記の様な場合工事着手後に追加費用が掛かる事があります。
- お客様から取付仕様の変更を依頼された時
- 工事着手前には想定できない事情で追加工事が発生した場合。
- もちろん、出来る限り追加費用が発生しないように心がけております。
重要なお知らせ
最近「エアコンプロセンター」と同一名称のサイトの存在が判明しました。当サイトとは全く無関係のサイトですのでお間違えの無いようご注意下さい。
業務用エアコンプロセンター
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